グロービス マネジメントスクール クリティカルシンキング その5(課題の特徴)

今日はクリティカルシンキングの課題について書いていきます。

グロービス流 「あの人、頭がいい!」と思われる「考え方」のコツ33 

講座と講座の間には、必ず当該講座の復習課題と次期講座に向けた予習課題が出されます。

復習課題は日ごろの生活や自身の業務に関連付けて考えていくべきものが多く、一方予習課題はケーススタディ的なものです。したがって前者は日ごろの生活でクリティカルシンキングを意識して対応することが可能ですし、一方校舎についてはそのために机に向かって一定時間(2~3時間といったところでしょうか)を費やして準備する時間の確保が求められます。

また、Day3の後にはレポート作成が求められます。このレポートは自分の思考のプロセスと結論の文章化が求められますので、しっかりとしたアウトプットを作る必要があります。前提条件を記した資料も膨大ですので、資料の読み込みと内容の検討に数時間、アウトプット資料の作成に同じく数時間を要します。

このレポートについては配点も高く、講師もしっかりとしたフィードバックをくれるものですので、時間をかけてじっくり対応し、アウトプットについても、研修だからといっていい加減なもの、途中で妥協したものを作るのではなく、例えば自身の業務で社長に直接提出するレポートくらいな気持ちで臨んだ方が良いです。

だいたいどのクラスでも平均は6点程度で、上は8点、下は3点程度のようです。成績上はこれが4倍されてカウントされますから、仮に3点や4点では、講座で好成績を上げることが極めて難しくなります。

好成績を目指すひとはぜひこのレポートで手を抜くことなく十分な時間を確保したうえで納得のいくものを作成・提出しましょう。

以上、4回にわたって、講義の概要等を説明するとともに、好成績を獲得するためのポイントを述べてきました。
この講座の目的は受講生ひとりひとりのスキルアップ・レベルアップであり決して好成績をとることではありません。そうはいっても好成績を目指すこと自体がスキルアップにつながると思いますし、また成績がつくからにはなるべく良い成績をとりたい、ということが健全な気持ちだと思います。
スキルアップを目指す観点から、好成績獲得に向けた皆さんの健闘を祈ります。