グロービス マネジメントスクール クリティカルシンキング その2(講座・クラスの特徴)

今回はグロービス クリティカルシンキングの講座・クラスの特徴について書いていきます。[改訂4版]グロービスMBAマーケティング

講座は一クラス最大35人程度の受講生で設定されます。

クラスは年代・性別関わりなく設定され、私の通ったクラスは年代で見ますと、20代1割、30代5割、40代前半2割、40代後半1割といったところです。

性別で見ますと男性8割、女性2割といったふうでしたが、40代以上の中高年は全て男性で、女性は20~30代の方が中心でした。

このメンバーの中で相対的な順位付け=成績がつけられるわけですが、やはりどうしても年代の上の人たちの方が業務経験が豊富な分発言も多かったような気がします。

 

教室は横長の長方形の教室に6人掛けテーブルが、前列3つ、後列3つの計7個準備され、だいたい、前列のテーブルの四隅から埋まり、4×7=28席が埋まると残りの人は、テーブルの真ん中の席に入って座るといった感じです。

入室時間は、早い人は講座の1時間くらい前に来校しますが、30分前で5、6名、10分前くらいで5、6割の入りといったところ、残りがそのあとクラスの開始時間前でに入室するといった風でした。人によっては毎回同じ場所に座る人もいて、そうした人はやや早めに入室していましたし、また懇親会・勉強会等で仲良くなると、講義の際も同じテーブルに座る人、逆にあえて別のテーブルに座る人もいました。

クリティカルシンキングでは、自分の座席の周りのメンバーや同じテーブルのメンバーは非常に重要です。宿題の課題についてはペアで自分の考えを説明し、また相手の考えを聞く場面があり、またテーブル単位でグループになってディスカッションを行う場面が数多くあります。特に後者は講座のメインといっても過言ではありません。メンバーによってはこの議論があまり盛り上がらないこともありますし、予習をやってきていない人がいると、状況のレベル感を合わせるために時間を消費する必要もあったりと、非効率になったりする場面もあります。

前の座席の方が、自分にとって授業に参加している感が高まりますし、また先生に対するアピールにもなると思います。特に講座の1回目、2回目はまだ35人の受講生がだれだかわからない状態ですので、発言等を記憶してもらい、印象に残してもらうためには、特に良い成績を目指すのであれば、前の席に座ることをお勧めします。